一般廃棄物収集運搬車と確実に連絡を取り合うことができるIP無線機
一般廃棄物収集運搬業での導入効果
【現在の課題】
従来の無線機を塵芥車で運用した場合、都市のビル群で不感地帯が発生することも多く、また、商業ビルやホテルの構内や地下などでは通信不能となるエリアも多くありました。
また、顧客からの問合せや急な廃棄物収集の要請が寄せられた際には、管理者は塵芥車の位置や状態を把握するために、各乗務員に通話による問合せを都度行わなければならず、顧客への返答や、再収集の段取りの調整には時間を要しました。
さらに、社会インフラの一翼として地震などの災害発生時にも、全ての塵芥車と乗務員の安全確保と事業継続性を確保するための連絡手段を持つことが望まれていました。
従来の無線機を塵芥車で運用した場合、都市のビル群で不感地帯が発生することも多く、また、商業ビルやホテルの構内や地下などでは通信不能となるエリアも多くありました。
また、顧客からの問合せや急な廃棄物収集の要請が寄せられた際には、管理者は塵芥車の位置や状態を把握するために、各乗務員に通話による問合せを都度行わなければならず、顧客への返答や、再収集の段取りの調整には時間を要しました。
さらに、社会インフラの一翼として地震などの災害発生時にも、全ての塵芥車と乗務員の安全確保と事業継続性を確保するための連絡手段を持つことが望まれていました。
不感地帯の解消
IP無線機(SV-2000)の導入により、NTTドコモの携帯電話(3G/LTE)が通じる場所であればどこでも通信が可能となります。塵芥車の運行エリアは、大部分が市民生活の圏内であるため、携帯電話の通信エリアと重なるため、不感地帯はほぼ解消されます。また、スマートウェーブのIP無線は、携帯電話とは異なるトランシーバ専用サーバを利用しているため通信規制を受けにくく、またインターネットに接続しない閉域網で構成されるため安全性も高く、公共性の高い社会インフラの一翼を担う一般廃棄物収集運搬の通信インフラとして適しています。
塵芥車の位置と状態をリアルタイムに把握
GPSを利用した動態管理システム(iGPS7plus)も導入することで、塵芥車の位置が管理者のPC画面の地図上にリアルタイム(15秒毎更新、及び、通話の都度更新)に表示されます。運行管理者は乗務員に問合せを行わなくても塵芥車の現在位置や状態を把握できます。管理者は塵芥車の位置が把握できているので、顧客からの問合せや急な廃棄物収集の要請が寄せられた際にも迅速な対応や相談が可能となります。顧客からの信頼も深まります。
さらに、管理者は車両の適確な誘導も可能となりますので、新人ドライバーの即戦力化にも有用です。
労務管理や安全管理
動態管理システム(iGPS7plus)は、塵芥車の走行履歴の蓄積が追加コスト発生なくできるため、労務管理や安全管理の上でも有効となります。履歴は1年以上の蓄積が可能です。運行管理者は、多くの走行記録から塵芥車の無駄な動きを把握し最適な走行経路を検討することで業務改善のヒントを得ることができます。エビデンスに基づく業務効率化の検討。適切な労務管理。