一般廃棄物収集運搬・産業廃棄物収集運搬でのＩＰ無線活用事例

• 不感地帯の解消（ビル構内の車両と通話ができる）
• 顧客の要請に迅速に対応できる
• 収集作業中の受信にも確実に応答できる

• 課題
  従来の無線機は通話エリアが狭く、確実に通話ができるとは限らなかった。
  特に、ビル構内や地下などでは連絡が困難であった。
  
• 解決策
  スマートウェーブのＩＰ無線機の導入により不感地帯を解消。動態管理システムも導入して車両位置のリアルタイム把握も実現した。
  
• 評価
  常時連絡が取れ、車両位置もリアルタイムに把握できることで、業務の迅速化と効率化が実現できるようになった。
  

株式会社東洋クリーナー
工場長 高橋康二 様

背景

株式会社東洋クリーナー様は、従来のＩＰ無線機には廃棄物収集のエリア内に通信ができない箇所があったため、この課題を改善したいと考えておられました。
「廃棄物の収集業務は、ホテルや商業施設の地下の集積場に入ることも多く、こうしたエリアは比較的長時間滞在することも多いため、従来の無線機では通話が出来ないために業務に支障が出ることもありました。」（株式会社東洋クリーナー 工場長 高橋康二 様）

経過

そこで、無線機の更新タイミングでスマートウェーブのＩＰ無線システムの導入を検討いただきました。本システムの導入により、「ホテルや商業施設の地下でも通話ができるようになりました。また、産業廃棄物の運搬では広島県の全域で繋がるようになりました。」（高橋 様）と、従来のＩＰ無線機の課題が解消されました。
また、動態管理システムの導入で廃棄物収集運搬車の位置がリアルタイムに把握できるようになりました。「急な収集の依頼があった時でも、その要請に迅速に応えることができるようになりました。」（高橋 様）と、車両の位置がリアルタイムにわかることで事務所から各車両に適確な指示を出せるようになったことで、顧客への迅速な対応が可能となりました。

システム構成

一般廃棄物収集運搬業、産業廃棄物収集運搬業におけるスマートウェーブのＩＰ無線システムの導入効果を、以下の3点で解説します。

車両と確実に通話ができる

NTTドコモの通信網を利用しているスマートウェーブのＩＰ無線機の導入で、ホテルや施設の地下駐車場などでも通話が可能になりました。また、産業廃棄物の収集運搬作業では、山間部など拠点から離れたエリアでも通話が可能になりました。
なお、携帯電話は通話エリアが広く便利ですが、法令改正により運転中の携帯電話の使用は厳罰化されており、社員が運転中に携帯電話を使用してしまう防止策としても車載型ＩＰ無線機の車両への装備は会社にとって重要となります。

不感地帯は大幅に解消

様々な要請に即応できる

ＩＰ無線機の導入と共に動態管理システム（iGPS7）も導入いただきました。これにより、例えば、積み残しがあったり、急な追加収集の要請を受けた際にも、事務所ではPCの地図画面に表示される多数の車両の位置を確認して、その現場に向かわせる最も適切な車両に指示を出すことができるようになりました。また現場で応援が必要になった時にも、最適なメンバーに応援に行くよう指示ができます。
顧客要望に迅速に応えることができるようになると共に、車両の効率的な運行指示が行えることで、会社全体の業務効率を向上させることができます。

事務所から最適な車両を手配

収集作業中の受信にも確実に応答できる

収集作業中に運転席を離れた際に連絡を受信することもあります。このタイミングでは運転席に誰もいないため事務所から車両への連絡がつきません。
しかし、スマートウェーブのＩＰ無線機には、受信操作をしないと信号音が鳴り続ける”セレコール”機能があるので、作業後に運転席に戻った時に通信があったことがわかります。このため、事務所への返答を確実に行うことができつようになります。

収集作業中の受信を逃さない

販売店のご紹介

有限会社オーテック様
「当社既設の他社ＩＰ無線を、スマートウェーブ社製でリプレース提案するに至った理由としましては、営業区域で通信が出来ず、ご不便を感じているとのお話をお客様から伺い、ドコモのエリアが使用でき、無線機としての性能面でも実績のある、スマートウェーブ社を選択しました。
特にオンプレタイプの動態管理システム iGPS7は付加利用料も発生せず、お客様のメリットにつながる提案が出来た事が、ご採用に繋がりました。

有限会社オーテック様のＩＰ無線機紹介ページ

有限会社オーテック
代表取締役 尾形広志 様

ご採用商品紹介

• 
  ＩＰ無線機
  SV-1000
  
• 
  動態管理システム
  iGPS7
  

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