タクシーの運行管理・配車効率を向上

確実な連絡（不感地帯の解消）

　スマートウェーブのＩＰ無線システムを導入することで、不感地帯は大幅に解消されます。また、距離にかかわらず通話ができるようになり、さらに、音質もよくなります。

　スマートウェーブのＩＰ無線機は、ＮＴＴドコモの携帯電話の通話エリアであれば　通信が可能であるため、タクシーが活動する、観光施設・商業施設の構内（地下街を含む）でも良く繋がるようになります。

位置や状態（実車/空車）が地図画面上で把握できる

　スマートウェーブのＩＰ無線機は、15秒毎に位置情報を発信するため、動態管理システムiGPS7plusの画面上でリアルタイム性の高い位置把握が行えます。
　また、車載型ＩＰ無線機 SV-2000はタクシーメーターとの接続が可能。これにより【実車】【空車】の状態把握もiGPS7plusの画面に表示されるようになります。
　配車担当は、iGPS7plusの画面に表示されるタクシーの位置と状態（実車/空車）の把握により、最適な判断で配車指示を出していくことが可能となります。

　また、iGPS7plusの画面には通話してきた無線機の履歴が表示される機能もあるため、配車担当者が無線システムから一時的に注意をそらしたタイミング（例えば配車依頼の電話対応中）に、タクシーからの受信があったような場合でも、iGPS7plusの画面の履歴を見て、連絡をしてきたタクシーに、すぐに折り返しの発信を行うこともできます。

タクシーの安全運行にも有効

　緊急ボタンをタクシー車内に設置すれば、ドライバーがこのボタンを押すことで、すぐに動態管理システムiGPS7plusに警告音と共に表示されるようにも設定されて、不測の事態に備えることもできるようにもなります。

　高い精度（15秒毎）で位置把握ができることから、もし、タクシーが配車指示とは違った方向に走っている場合にも、すぐに問題を把握でき、ドライバーにルート変更の修正指示を迅速に行うことができるようになります。また、タクシーの走行速度もわかるため、ドライバーに安全運転の啓蒙を行うこともできます。

　iGPS7plusは1年分以上のログを蓄積できます。走行や待機の履歴を見直すことで、無駄を削減する効率的な運行検討を行うことや、安全走行をドライバーに啓蒙するデータとして活用できます。