自治体でのIP無線ソリューションの活用事例
避難拠点との確実な連絡手段として活用
自治体
前橋市(群馬)様
スマートウェーブのIP無線機の導入により、以下の導入効果を得ることができました。- 信頼のドコモネットワークを利用した高品位、快適な通話を実現
(不感地帯の解消とクリアな音質) - 頑丈性能の向上による過酷な環境での使用対応
(防塵/防水〔IP68〕、衝撃落下試験150cmクリア) - 誰でも使用できる簡単操作
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課題既存の防災無線だけでは、利用可能エリアや通話品質に課題を感じておられました。
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解決策小中学校など主要各拠点に、携帯型IP無線機を配備。さらに、パラメータ設定の工夫により、誰でも簡単に目的の相手先との通話ができるように設定。
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評価ほとんどの配備先での通信状況が向上。操作性も向上して職員が取扱いやすくなりました。
背景
前橋市様は、群馬県の中南部に位置する群馬県の県庁所在地です。中核市に指定されており、かつては台風や集中豪雨などの災害にみまわれた事もあり、災害に対する意識は高く、災害対応には特に注力されておられます。
避難拠点となる箇所(公民館や公立小中学校等)への 連絡手段は、既存の防災無線で行っていましたが、利用可能エリアに対する不安や通話品質 に課題を感じておられました。
対応
市役所防災危機管理課を拠点にして、市民サービスセンター(公民館)、小中学校など主要各拠点に携帯型IP無線機を配備しました。
災害発生時、配備されたIP無線機を使用することで、多数ある避難拠点からの情報収集や、非常時に市民を守る緊急連絡網として活用を想定しています。
市内各地域毎のブロック送信や一斉送信、個別通信等状況に応じた通信方法を簡単に行えるようパラメータを独自に設定。誰でも簡単に目的の相手先との通話ができるようになりました。
評価
従来導入していた防災無線(移動系)では、本部と配備先との距離や地理的な状況によって通信状況が影響を受けることがありましたが、IP無線機の導入によってほぼ解消され、ほとんどの配備先での通信状況が向上しました。音質もクリアになり、聞きやすくなっています。
また、操作性も向上したので、職員が取扱いやすくなりました。