自治体でのIP無線ソリューションの活用事例
白鷹町 建設水道課(山形)様
自治体
特長ある新庁舎を活かす無線機の連携運用
ポイント
- 新庁舎の特長を活かせるインフラ整備
- 既存の簡易無線機を継続活用
- IP無線機の導入で将来の発展性も考慮した基盤構築
山形県白鷹町では、林業は重要な産業の一つです。令和元年に地元の木材を多用した特長ある新庁舎が竣工し業務を開始しました。
白鷹町 建設水道課様では業務に簡易無線を利用しており、これを引き続き使い続けるため、新庁舎の建設水道課にIP無線機を設置し、かつ、浄水場にeブリッジアダプタを設置することで、新庁舎から既存の簡易無線機への通話を実現しました。
IP無線機と簡易無線機を連携させることができたため、地元木材を多用した綺麗な新庁舎に簡易無線のアンテナ設置のために躯体に関わる設計変更や工事などを行う必要がありませんでした。
また今後は、連絡手段の多重化や、既設の簡易無線機では電波が届かない不感地帯がある場所についての対策としてIP無線の追加導入を検討いただく予定です。