医療機関でのIP無線ソリューションの活用事例
医療法人社団 田口会 新橋病院(群馬)様
医療
大規模災害への備えとしてビジネストランシーバを採用
ポイント
- 災害対策をより強固に(実際に有効性を実証)
- NTTドコモのネットワークの高い信頼性
- ワンプッシュで関係者に一斉同報通話ができる
医療法人社団 田口会 新橋病院様は、10の診療科目、血液透析、人間ドック、介護施設を持つ地域に根ざした医療施設です。施設はハザードマップで洪水浸水想定区域に所在している(利根川から約2km)ため、災害対応には特に注力されており既に衛星電話は導入されていました。
しかし衛星電話は屋内では通信が困難なことから、病院の屋内でも利用できる通信手段も必要とされていました。
そこで、衛星電話に加えてIP無線機(ドコモビジネストランシーバ)も導入しました。これにより、さらに迅速な連絡網を構築することができました。
- 災害対策時の迅速性を高めるために導入。近隣に所在する血液透析クリニック、介護施設にも配備。
- 外部との非常時連絡を確保すると共に院内での使用を想定して導入。一斉呼びかけで関係者に連絡ができる携帯電話にはない迅速性は非常に有効。
- 平常時には避難訓練、イベント運営にも活用。
先日の(2019年秋)大型台風の際には、避難勧告レベル④⇒⑤が出される中、各関連施設との安否連絡、患者さんの移送、垂直避難の院内誘導に活用できたそうです。