IP無線機は生コン車との連絡や状態把握に欠かせません
生コンクリート製造販売業での導入効果
不感地帯(圏外)が大幅に減少
業務用無線機は距離や地形や構造物により圏外となる場所も多く、生コンのプラントから生コン車への連絡が困難となる場合が多々あります。しかし、スマートウェブのIP無線機であれば、NTTドコモの携帯電話(3G/LTE)が通じる場所ならば連絡が可能となります。このため生コン車への連絡や現場の最新状況を迅速に事務所に無線機で伝えることができるようになります。これにより、他の生コン車への指示や工場の生産調整も迅速に行うことが可能となり、ロスコスト削減や業務効率化に効果があります。
生コン車の位置と状態をリアルタイムに把握
動態管理システムを導入すると、生コン車の位置と状態がひと目でPC画面上にて把握できるようになります。これにより、事務所から各生コン車に適確な指示を出すことができます。さらに、お客様からの問合せに対しては確認して折り返し連絡をすることなく、即時返答ができるようにもなります。スマートウェーブの動態管理システムiGPS7plusは、PC画面の地図表示は2画面、4画面の分割表示もできる(右図参照)ため、複数の現場の状況をリアルタイムに確認できます。
さらに、マイクのファンクションキーにより4つ状態報告までならばワンタッチで報告をすることができます(右図参照)。このため状態報告を口頭の無線通話で都度行う必要がありませんので、事務所も静かになりドライバーは運転に集中できます。
共同販売事業(共販)に便利な機能
スマートウェーブのIP無線機SV-2000は、共販の円滑な運用に欠かせない他拠点・他事業者の生コン車との通話や動態管理が、簡単な操作で可能(右図参照)となります。生コン車のマイクの簡単なキー操作だけで、例えば、午前はAプラントと、午後はBプラントと連絡先を切り替えて、生コンの共同配送に必要な連絡を行うことができます。また、この一回の切り替え操作だけで通話先の切り替えのみならず、動態管理システムも新たな連絡先の事務所のPCに表示されるように切り替わります。
生コン出荷管理システムとの連携で効率化を加速
生コン出荷管理システムとGPS位置管理システム(iGPS7plus)を連携させることで、-
出荷管理システムの現場情報・出荷予定・実績なども地図上に表示させることで、生コン車のサポートがより適確になり、業務効率向上を実現。
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位置管理システムで、車両の工場出発・往路・現場到着・復路・工場帰着の状態を自動で作成することにより、ドライバーの負荷軽減を実現。
お客様の声の例
生コンクリートは鮮度が大事であるため、地図上に生コン車の車列が見えていることによって最適な順にドライバーに指示を出せるメリットは大きい。また、顧客からの問合せに対しても生コン車の位置と状態をリアルタイムで把握できているため精度の高い到着予定時間の回答ができる。
IP無線機と動態管理システムの導入により、顧客(建設現場)の円滑な作業進捗により貢献できるようになった。