トム通信工業株式会社
スマートウェーブ・テレコミュニケーションズ社
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路線バスの安全で円滑な運行をサポートするIP無線機

路線バスでの導入効果

【現在の課題】
従来の無線機では、高層ビル等の建築物の新設により不感地帯が新規発生することも多く、また、ビル構内のバス停留所等でも通信が困難となるエリアがありました。
また、運行管理者がバスの位置や状態を把握するためには、各乗務員に都度、通話による問合せを行わなければならず、多くのバスの位置や状態をリアルタイムに把握することは困難でした。このため、地震などの災害発生時に、全てのバスの安否確認を迅速に行い、状況を漏れなく網羅的に把握することはほぼ不可能でした。

不感地帯の解消

IP無線機(SV-2000)の導入により、NTTドコモの携帯電話(3G/LTE)が通じる場所であればどこでも通信が可能となります。路線バスの運行エリアは、携帯電話の通信エリアと重なるため、不感地帯はほぼ解消されます。また、今後も高層ビル建設による不感地帯の新規発生の懸念も解消されます。
スマートウェーブのIP無線は、携帯電話とは異なるトランシーバ専用サーバを利用しているため通信規制を受けにくく、またインターネットに接続しない閉域網で構成されるため安全性も高く、公共性の高い交通機関の通信インフラとしても優れています。

社会インフラとして求められる高い安定性をNTTドコモのインフラにより実現
クリックすると説明図が拡大します。

バスの位置と状態をリアルタイムに把握

GPSを利用した動態管理システム(iGPS7plus)も導入することで、バスの位置が運行管理者のPC画面の地図上にリアルタイム(15秒毎更新、及び、通話の都度更新)に表示されます。運行管理者は乗務員に問合せを行わなくてもバスの現在位置や状態を把握できます。さらに無線機のスピーカマイクのファンクションボタンの簡単な操作により、乗務員は通話することなくバスの状態をワンタッチで報告することが可能です。
運行管理者は、2つのPC画面(地図表示と状態表示)で、全てのバスの状態をリアルタイムに、漏れなく、網羅的に把握できるようになります。

2画面を使った表示で効率的な運行管理を実現
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タッチパネルの活用

タッチパネルを装備(車載型IP無線機SV-2000と接続)することで、バスの安全な運行をサポートするさらなるコミュニケーション手段の確保が可能となります。
例えば、地震などの災害発生時などの安否確認には有効で、各バスの乗務員がタッチパネルを操作して状態報告を行うことで、運行管理者は、PC画面上で全てのバスからの報告を網羅的に確認できます。
このため迅速で漏れの無い安否確認が可能となります。
また、運行管理者から各バスの乗務員へのメッセージをタッチパネルに表示させる双方向のコミュニケーションも可能です。
通話することなくバスの乗務員に必要な情報を伝達できますので乗務員は運転に集中できます。

タッチパネルによる多彩なコミニュケーションも可能
(上記写真は安否確認での利用例)

お客様の声の例

  • 全てのバスの車両位置と状態をリアルタイムに網羅的に掌握できるようになった。営業所単位ではなく、本局でも全てのバスの位置と状態が掌握ができ、必要な指示も出せるようになった。
  • 通話しているバスが地図の中央に表示される仕組みは便利で、運行管理者からの評判が大変良い。タッチパネルは、いろいろな使い方ができそうで発展性がある。

ご採用事例のご紹介

  • 都営バス(東京都交通局)

    バスの位置・運行状況をリアルタイムに「見える化」

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  • 東京さくらトラム(都電荒川線)

    電車無線設備としてIP無線機を国内初で導入

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  • 吉田観光株式会社(静岡)様

    バスの最新状況をリアルタイムに把握

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  • 山谷観光バス株式会社(長野)様

    お客様の信頼に応えるバスの位置・運行状況「見える化」

    詳細