鉄道へのIP無線ソリューションの活用事例
東京さくらトラム(都電荒川線)様
鉄道
電車無線設備としてIP無線機を国内初で導入
ポイント
- 電車無線設備にIP無線機を採用(国内初)
- 広域通信とクリアな音声の実現
- 通信履歴表示が必須
東京さくらトラム(都電荒川線)では、電車の安全運行を確保する保安通信設備として認可を受けた、電車無線設備を使用していました。
無線設備老朽化による更新を機会に、国交省の認可を受け国内で初めて電車無線設備にIP無線方式を採用いただきました。
採用の結果
- 本線上の全線で雑音無くクリアな通話。
- 携帯型IP無線機を採用する事で、緊急時には電車外への持ち出しも可能、
安全運行を実現するため、万一の際にもフレキシブルな運用が行えます。 - 従来型の無線装置に比べてIP無線機はコストパフォーマンスが高くインフラ更新の整備投資を抑えることができます。
操車卓(指令所)では運行状況の監視を注視しながらの業務で、通信履歴表示が必須のため、eターミナル(操車卓)の導入で通信履歴を最大20件表示できるようにして運用をおこなっております。更に、通話録音装置を導入し送受信の通話を常時録音しています。